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女カリスマ社長のシビアなギャラ交渉
アラサー芸能通OL
爆笑問題の太田光が、6月9日に放送されたTBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」での発言に端を発したギャラ問題が、話題になっているわね。
これは、これまで数回ゲストで出ていたフジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」への出演依頼が減っていることを太田光が話題にしたことを受けて、明石家さんまが「さんまのお笑い向上委員会」で、ある日の収録後に太田がさんまの楽屋を訪ねて「僕、何か悪いことしましたか?」などと尋ねたことと、それに対してさんまが「お前、ギャラ高いねん」と答えたことを明かしたらしいわね。さらに、その日の番組に出演していた今田耕司は、太田光代社長のギャラ交渉がシビアであると発言して、ネットニュースで取り上げられたことが、今のプチ騒動に至っているわけ。
 このギャラ問題のいきさつについて、光代社長は否定。「太田光が、さんまさんの楽屋訪ねてアホな質問したから、半ば冗談半分の話しが発端になっているんだと思いますけど」と、夫の行動が原因であることを説明したらしいけど、ギャラ交渉がシビアなのは本当だろうし、仕方ないわよ。だって、今でこそお笑い界を席巻している爆笑問題のふたりだけど、不遇の時代を打破したのは光代さんのマネジメント手腕によるところが大きいのよ。
1998年に爆笑問題を結成して「太田プロダクション」にスカウトされたものの、事務所とのトラブルから太田プロを追われて、不遇の時代が続いたらしいわ。当時は光代社長の収入やアルバイトで生計をたてていたのよね。そして1993年に「タイタン」を設立後、舞台を業界関係者に見せるため、反対する爆笑問題を説き伏せ単独ライブを強行。これを機に、テレビのレギュラー番組が決まると、太田は一切文句を言わなくなったというから、もう頭があがらないんじゃないかしら。現在、数々のレギュラー番組を抱える活躍ぶりは女カリスマ社長がいてからこそ。そりゃギャラにもシビアにならないと、この世界生き残っていけないわよ。
まぁ太田光のキャラからすると、イチお笑い芸人としてはMCにしてみたらイジリづらいだろうから、さんまの番組に呼ばれなくなったのは、ギャラのせいじゃなく、別の問題だと感じているのは私だけではないハズ。
2015/7/23


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