<<ほぼ日替わりコラム>>

子役戦国時代。生き残りは事務所選びのセンスにあり…?
アラサー芸能通OL
こないだ、『相棒13』を見てたら、中学生の役ですっごーーーく、かわいい男の子が出てたわ。どこかで見たことがあるような気がしたんだけど、ドラマ中ずっと思い出せなくて、でも最後のテロップを見たら「濱田龍臣」って! みんな覚えているかしら、大河ドラマ『龍馬伝』で、坂本竜馬を演じていた福山雅治の幼少役や、実写版の『怪物くん』でヒロシ役をやっていたっていえば、思い出すんじゃないかしら。あの頃は、丸顔でくるくるパーマが印象的な男の子だったけど、今じゃ身長がぐーんと伸びて、顔もしゅっとして、声変わりもしちゃって、すっかりイケメン男子になっちゃったわ。しみじみ、子供の成長って早いんだわ〜って、親戚のおばちゃんのような気持ちになっちゃったり…。演技力はイマイチだったけど、これは将来的に楽しみだわ。
 同じように、初代「こども店長」だった、加藤清史郎クンも、向井理クン系列のイケメンになってびっくりしてたところよ。弟の憲史郎クンもトヨタCMの「2代目こども店長」に就任して、一緒にCMに出ているわね。弟もかわいいわね。
 でも、子役で一世風靡をした人たちの生き残りって大変。濱田龍臣君は、すごく力のあるバーニング系列の事務所に所属しているから、まぁ安心とも言えるけどね。
 子役でたくさんの有名タレントを抱えているのは「セントラル」ってとこなの。石井萌々果チャンをはじめ、ドラマやEテレの番組で重宝されていわ。他にも、「テアトルアカデミー」や「劇団ひまわり」も同じね。随時、オーディションをやっているし、個人の希望に応じた演技や歌のレッスンもやっているし、名前も広く知られているから、「本当に芸能界って大丈夫かしら?」って心配している、親からしても安心よね。そうそう、最近では子役出身の坂上忍がプロデュースしている事務所も、厳しい演技指導をはじめ、手厚いレッスンが受けられるようで好評みたいね。
見方を変えれば、子供のプロモーションには長けているけど、大人になってからの仕事はイマイチってところね。だから、成長して、まだまだ俳優やタレントの仕事をしたいって人や、よりより環境を求めて、別の事務所へ移るケースが多いみたい。
 『花より男子』で、子役から一気に女優への階段をかけのぼった井上真央も、最初は子役のプロモーションにたけていた「劇団東俳」や「たむらプロ」を経て、今は、松嶋菜々子らが所属する「seventh avenue」にいるわ。
 そう考えると、なんだか将来のスターを発掘はするけど、いいとこ取りされているような気が。プロ野球で言えば広島カープ…? とにかく、子役で早い時期にブレイクすると、その後が大変だけど、「あの子は今」で見ないように、頑張ってほしいわね。
2014/12/17


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