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<<ほぼ日替わりｺﾗﾑ>>

おひとりさまﾌｯｸﾝを救うのは、ｸﾞﾙﾒ本の道かもしれない…

ジャニオタのあき

2014年を振り返ると、たくさんの芸能人が離婚しちゃったわねぇ。西川史子先生を皮切りに、遠野なぎこさんや、ﾋﾞｯｸﾞﾀﾞﾃﾞｨこと林清志さん、そうそう清原選手もﾓﾃﾞﾙの奥さまと別れちゃったわね。
中でもﾜｲﾄﾞｼｮｰをにぎわせた…、と言ってもいいのかは分からないけど、当時ﾋﾞｯｸﾞなﾆｭｰｽが飛び込んでこなかったこともあって、場つなぎ的に大きく取り上げられちゃったのが、元ｼﾌﾞがき隊のﾌｯｸﾝこと布川敏和さんと、ﾀﾚﾝﾄのつちやかおりさんとの離婚ね。
私たちの世代だとﾋﾟﾝとくるんだけど、ｼﾌﾞがき隊と言えば、今や俳優として高い評価を得ているﾓｯｸﾝこと本木雅弘さんと、安定したMCに定評のあるﾔｯｸﾝこと薬丸裕英さんが組んでいたｼﾞｬﾆｰｽﾞのｱｲﾄﾞﾙｸﾞﾙｰﾌﾟ。「ZOKKON 命(LOVE)」とか「ｽｼ食いねｪ!」とか、聴いた途端耳から離れないｲﾝﾊﾟｸﾄありすぎの歌詞と軽快なﾘｽﾞﾑで、誰もがﾉﾘﾉﾘで歌って踊っていたわ。私なんて今でも歌詞をみなくても、ｶﾗｵｹで歌えちゃうわよ。
3人の中では、ちょっとﾜｲﾙﾄﾞな感じが受けて一番人気はﾔｯｸﾝ、かわいい年下の男の子って感じで2位はﾓｯｸﾝ、そしてﾌｯｸﾝは3番手だったわね。人気はまぁｲﾏｲﾁだったけど、やさしい印象が受けてﾄﾞﾗﾏでちょくちょくｷｬｽﾃｨﾝｸﾞされるなど、ｼﾌﾞがき隊の解隊後も活躍していたのよ。ｽﾏｯﾌﾟで言えば草薙くんてところかしら。
離婚した元妻のつちやかおりさんって言う人は元ｱｲﾄﾞﾙだったの。って言っても、ｱｲﾄﾞﾙおたくの私でさえ名前を聞いたことがあるくらいで、ぶっちゃけて言えば売れないｱｲﾄﾞﾙだったわね。こないだの離婚騒動では、つちやさんがﾌｨｰﾁｬｰされちゃったものだから、ついつい彼女もまだまだﾀﾚﾝﾄとして、そしてｵﾝﾅとしていけるかもしれないって勘違いしちゃったかもしれないわね。
離婚してｲｷｲｷ輝き出しちゃうのは女の方。だけど、浮気されて捨てられた感じのﾌｯｸﾝと、ちょっぴりかわいそうになっちゃってついついﾌﾞﾛｸﾞをのぞいちゃったんだけど、きちんと自炊しているのね…。ｶﾚｰや、銀ﾀﾞﾗの醤油焼き干しを作ったり、でも主食だけじゃなくて、ｻﾗﾀﾞや汁物をきちんと用意していて、これまた栄養ﾊﾞﾗﾝｽがよさそうな内容なの。ﾏﾏﾀﾚﾝﾄがﾌﾞﾛｸﾞで紹介する「おうちｺﾞﾊﾝ」なんかより上手に作っているんじゃないかしら。悲しいのが、それが一人分のみで、愛犬と一緒に食卓を囲んじゃっているところなんだけど。
一世風靡したｱｲﾄﾞﾙの末路ってまったく悲しいものがあるけど、もう一花咲かせられるといいわね。あ、離婚後の男性に向けた「おひとりさまｺﾞﾊﾝ」っていうﾚｼﾋﾟ本なんか出したら、それなりに話題になるかもしれないわね。

2015/1/15

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