<<ほぼ日替わりコラム>>

藤井リナが手掛ける、経済効果30億円ものビジネス
かけ出し芸能記者マチ子
モデルの藤井リナさんが、大手プロダクション『スターダストプロモーション』を退社したのは約1年半前。2001年にスカウトされて事務所に入り次第、ファッション誌『ViVi』の専属モデルやランジェリー雑誌『ピーチ・ジョン』のモデルを務めるなど、ファッションアイコンやカリスマモデルとして若者から絶大な人気があったのだが、2008年に駐車違反の反則金を対応してきたことが一部メディアで報道された。なんと70回もの催促状を無視して、約60万もの反則金を滞納していたというものだった。それ以外にも、「スーパーとかでもお会計する前に飲んだりしちゃう。みんなけっこうしてます。友達とかも」、「(彼氏を殴る時は)グーはないけどペチッってぶつか、物に頼るか… 栄養ドリンク的なビンを投げつけたりとか。水かけるとか。 水はパスタとかゆでる大きい鍋に水を入れて、うちはベランダの下を通れないといけない仕組みなので、家に帰るときに(彼氏に水を)上からかける」といった、ぶっちゃけトークをテレビで堂々と披露。素行の悪さやどれも強烈すぎる武勇伝に事務所の堪忍袋の緒が切れたのか、扱いづらくなったのか…、事実上はクビになったとも言われている。
しかしながら、独立後自らの資金で個人事務所を設立。今や経済効果30億円をもたらすと言われるビジネスを展開しているそうだ。自身のモデルやタレント業だけでなく、つけまつげや化粧品などの商品プロデュース業にも手を広げた。例えば、中国で発売したつけまつげは1日で1000万円の売り上げになるなど、日本よりも海外で話題を呼んでいる。
また「男性にモテる香水」も販売し、これも大ヒットとなったとか。元KAT-TUNの田中聖をはじめ、赤西仁、錦戸亮、山下智久、DA PUMPのISSAなど、名だたる有名芸能人と浮名を流してきたことが、商品の説得力を増したに違いない。
さらに最近では、新たなモデル・タレントの発掘と育成にも力を入れている。多い時で月20人の面接を繰り返し少しでも光るものがあれば採用するのがポリシーだそうだ。昔の自分を思い出し、がむしゃらな熱意をもった人材を育てていくことを目標とし、現時点では5名のモデルを採用したという。
過去の素行はどうあれ、モデル・タレントの殻を打ち破り、これから経営者としてどのような手腕を発揮していけるのか、今後の彼女に期待したいものだ。
2015/1/29


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