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島田紳助が建てた学校の現在の姿とは!?

芸人情報ツウ会社員　佐藤

とうとうあの『極楽ｺﾝﾋﾞ』山本が動き出した。2006年に“未成年の少女と酒を飲んだ上暴行した”と言われる事件で事務所を解雇されてから、実に9年ぶりに、“投げ銭”の形でﾗｲﾌﾞを行うという。山本と言えば、『ﾛﾝﾄﾞﾝﾌﾞｰﾂ1号2号』の田村淳や岡村隆史など売れっ子たちに大変慕われていて、たびたび彼らのﾗｼﾞｵやﾌﾞﾛｸﾞでも復帰を熱望する声が上がっていたが、これまでそれが実現することはなかった。
実はその理由は、あの萩本欽一こと欽ちゃんを怒らせたことにあるという。実は山本が事件を起こしたのは、欽ちゃんが以前監督を務めていた『茨城ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｺﾞｰﾙｽﾞ』の函館遠征中という最悪のﾀｲﾐﾝｸﾞだったのだ。だから“お笑い界の重鎮である欽ちゃんの顔に泥を塗った”ということで、業界からの風当たりが通常よりも冷ややかなのだという。
相方である加藤はこれらの事情を熟知しており、そのことから、あの『とんねるず』の石橋が社長である『ｱﾗｲﾊﾞﾙ』という事務所での復帰を模索しているらしい。石橋のﾊﾞｯｸには欽ちゃんと同レベルの芸能界の重鎮もついているらしく、そうなれば、元々所属していた吉本興業と言えどもうかつなことはできない。このﾙｰﾄが実現すれば、山本のﾃﾚﾋﾞ復帰はますます現実的になりそうだが…。まずは今回のﾗｲﾌﾞの結果次第いったところであろう。ただ、私個人的には、『極楽とんぼ』の芸風はいかにも東京ぜんとしており、あまり好きにはなれないのだが…。しかし、あの社会的には大きな罪を犯した矢口真理さえ、わずか1年で復帰を果たしているのだ。被害者ともすでに和解しているのだから、9年という月日は、再ｽﾀｰﾄを切るまでには十分すぎる年月ではないだろうか。
　復帰と言えば、かなり強固に復帰を拒んでいるという島田紳助が『行列のできる法律相談所』で企画した“ｶﾝﾎﾞｼﾞｱに学校を作ろうﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ”を覚えているだろうか。あの長渕剛など多くの芸能人が絵画などを提供し、ｵｰｸｼｮﾝの形で視聴者から大金を集めた鳴り物入りの企画だが、最近、その学校の現在の姿をWEBｻｲﾄで見かけて愕然とした。まさに廃墟、というか、一見遺跡?と思えるほどﾎﾞﾛﾎﾞﾛに朽ち果てていたのだ。もちろんそこには、子ども達の姿はない…。
　果たして島田紳助が芸能界を引退し、学校に対する援助も完全にｽﾄｯﾌﾟしてしまったのか。真相は不明だが、不動産も所有する紳助の手元には、まだうなるほど資産があるはずだ。その中のいくらかでも、学校の継続に回すことはできなかったのだろうか。

2015/2/10

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