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安室奈美恵、独立騒動の顛末
アラサー芸能通OL
私たちがティーンエージャーだった頃、そう、みんなの憧れだったアーティストといえばやっぱり安室チャンだよね。細眉に茶髪、ロングブーツをまとったアムラーたちが街にいっぱいいたし、私と言えばSAMとの結婚発表時に来ていた黒のタートルネック&ミニスカートのコーデがかわいくて、ついついマネしちゃったりして(笑)。カラオケに行けばスーパーモンキーズ時代の「TRY ME」や、小室プロデュース時代の「キャンユーセレブレート〜」を熱唱したわ。
小室哲哉の手を離れたあと、一時は不遇の時代もあったけど、自分がやりたい音楽スタイルを追求した結果、再ブレイク。10代、20代、30代の各年代でオリジナルアルバムの首位を制覇するという快挙も成し遂げた安室チャン。ロンブーの淳やV6の三宅クンと噂になったこともあったけど、音楽活動は順調だと思っていたの。
でも、昨年夏ごろに勃発した事務所からの独立騒動で、安室チャンが芸能界から干されるんじゃないか?という報道が流れてしまったのは記憶に新しいわよね。沖縄アクターズスクールに通っていた安室チャンを引き抜き、デビュー以来所属していたライジングプロ・ホールディングに対して、契約が残っているにもかかわらず、いますぐの独立を要求したり、印税や報酬の配分を上げることなど、とても事務所サイドがのめないような条件の申し入れ書を突きつけた結果トラブルに。一旦安室チャン側が謝罪したとも報じられたけど、実は水面下で弁護士を通して交渉が行われていたらしく、この1月にとうとうライジングとの専属契約が終了。マネジメント業務については、元々エイベックス内に新設したレーベル「Dimension Point」が行うことになって、音楽制作、宣伝、ライブ活動、マネジメント業務という全ての活動を一元化することになったんだって。
この独立騒動の結果は、安室チャン、ライジング、エイベックイスの3者が満足いく内容となったらしいけど、元々の発端は仕掛け人と言われている音楽プロデューサーのN氏によるもの。独立騒動を仕掛けたはいいものの、業界からの総バッシングにあったり、重鎮から睨まれてしまい、安室チャンともども芸能界から抹殺されてしまう不安を感じたのか、逃げ出してしまい、結果として、現在の様な形におさまることになったというのは、ドタバタ劇の真相らしいわ。
私としては、これまで事務所のかせぎがしらだった安室チャンだし、好きにさせてあげればいいかなぁとは思うけど、ね。ただ、安室チャンって一回男の人を好きになると、ハマっちゃう体質があるから、どんなにダメ男でも、怪しい男でもその人が言う言葉がすべてになっちゃう感じなのよね。独立騒動に待ったをかけたライジングプロ的には、怪し過ぎるN氏にダマされて欲しくない親心が働いたんだと私は思っているけどね。心機一転して、これまで以上のパフォーマンスを見せてくれることを期待してる!
2015/2/18


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