<<ほぼ日替わりコラム>>

斎藤工と能年玲奈の共通点ってなぁに?
千林のおかま
私たちおかまのお仲間であるマツコ・デラックスが「顔面性器」と言っちゃった俳優・斎藤工くん。去年は出演したドラマ「昼顔」がヒットしちゃって、一役主役をはれる俳優の仲間入り。イケメンはもちろんなんだけど、福士蒼太クンとかにはない、妙なエロさと男の色気がおかま心をキャッチするのよね。
 とはいえせっかくブレイクしたのに、仕事選びはなかなか迷走中のよう。所属プロダクションは「ブルーベルハウス」というところなんだけど、稼ぎ頭はどうやら斎藤工クンだけみたい。だから、この機会にいろんな仕事を受けようとしているのかもしれないけど、週刊文春のビジュアルページでは、パンツ一丁で三輪車に乗った写真を発表するなど、年末年始にエロス系の需要が増えてしまったことに、「自分の職業が分からない」と若干混乱しているみたいなの。
 同じようなところでいえば、朝ドラ「あまちゃん」でブレイクした能年玲奈チャンも、プロダクション側が仕事を選び過ぎた結果、あまちゃん貯金がとうとうつきて、映画「海月姫」の興行収入がかんばしくなかったみたい。他にもキスシーンはNGという事務所のしばりもあり良作に巡り会えないためか、あまちゃんのイメージから抜け出せずにいるみたいなのよ。
 本当は1月クールの日テレ系連ドラ「学校のカイダン」に主演が決定していたみたいなんだけど、土壇場になって突然高校生役はできないと事務所が断ってきたそうよ。日テレ側はスポンサーへの事情説明に追われたりして事務所に抗議したそうで、今後日テレには出禁になるかもしれないとか。映画のPRでさまざまなバラエティ番組に出演していたけど、「バラエティついていけない」という悩みをお笑いコンビのアジアンに打ち解けていたことも報道されていたわね。
 斎藤クンも能年チャンもせっかくいいものを持っているんだけどね。想像していたような方向性の活躍ではないことに困惑しているんだろうねぇ。このままいくと、西島秀俊サマのように事務所側の意図と個人の思いとの相違からトラブルが勃発して、クビになったという二の舞を踏んでしまうかもしれないわっ。せっかく、いいものをもったふたりなんだから、その目をつぶして欲しくないわね。とはいってもこのご時世、番宣のために、何でもしなくちゃいけないのも仕方ないことなんだけどね。何でも頑張りすぎると疲れたり悩んじゃったりするから、本業の俳優に力を注入するのが、オトナの私からのアドバイスよ。
2015/2/5


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