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干され女優、水野美紀が本格復帰!?
かけ出し芸能記者マチ子
4月より各局力を注いだ新ドラマがスタートする。中でも話題なのが、木村拓哉主演するテレビ朝日の「アイムホーム」だ。そして“干され女優”とも言われる水野美紀が、キムタクの元妻として出演する。
水野美紀といえば、18歳のときに「チューして」と唐沢寿明にねだる某コスメのCMで注目された後露出が増え、大ヒットドラマ「踊る大捜査線」の柏木雪乃役で出演して一役ブレイクした。主演ドラマに抜擢されたり、人気俳優オダギリジョーとの交際があったりと話題にかくことはなく、女優としては順調なキャリアを歩んでいくのではと思われていたが、突然露出が急激になくなった。代表作「踊る大捜査線」でさえ、“産休中”という設定で出演はなかったことで、踊るファンの中では賛否両論あったらしい。
 その理由としては、当時彼女が所属していた「バーニングプロダクション」とのもめたことが原因と伝えられている。元々アクション女優になりたかったという彼女と、これまで通り恋愛系のドラマや映画などに出演させたいプロダクション側が衝突。芸能界のドンと言われ各方面で恐れられているS氏が「あんなワガママなヤツを許すわけにはいかない」と激怒して、各方面へ圧力がかけられた結果、テレビから姿が消えたという。
 水野はその後独立して、個人事務所を立ち上げた。演劇ユニットを立ち上げたり、フルヌードシーンに挑戦したりと、女優としての幅を広げるため、様々な活動を行っている。その女優としてのキャリアや取組み、演技力に関しては評価が高いが、バーニングを独立した俳優を扱うことに抵抗があるのが、長いものにまかれがちな制作側というもの。
 もはや第一線への復帰はないもと思われたが、あるパーティでS氏に再会して、水野が詫びを入れたことで社長を許しを得ることができ、さらに傘下の事務所と業務提携を結んだことで、仕事が舞い込んでくるようになったという。これが、現在の話題ドラマへの抜擢につながっているようだ。
 40歳にもかかわらず、若い頃と変わらず抜群のスタイルをキープしているのはさすが。今回、5年間の記憶をなくしてしまうキムタクの元妻であり、今の家族と錯覚してしまうキムタクに対して困惑してしまう役を演じる。天下のキムタクとの共演は2000年放送の「ビューティフルライフ」以来なので、これでようやく第一線に復帰したと言えるかもしれない。修羅場をくぐった彼女の新しい演技に期待したい。
2015/4/10


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