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宮迫は飲食店経営でも大儲けの予感!?

芸人情報ツウ会社員　佐藤

4月16日、東京は五反田の東急池上線高架下に、あのお笑いｺﾝﾋﾞ「雨上がり決死隊」の宮迫博之がたこやき店をｵｰﾌﾟﾝした。大阪出身とは言え、「何故たこやき!?」と思う読者も多いかもしれないが、実は宮迫の実家は大阪・茨木でたこやき店を営んでいるのだ。その店「みや蛸」を暖簾分けする形ではじめたのが、今回の「みやたこ」。立ち飲みもできる、ﾊﾞﾙｽﾀｲﾙのたこやき店なのだそうだ。
実は私は東京に行く前から「雨上がり決死隊」の大ﾌｧﾝである。初期の彼らの病院ｺﾝﾄは何度見ても面白く、未だに寝る前に飲みながら密かな楽しみなのだが…。まあそんなことはおいておいて、つまりﾌｧﾝのﾐｰﾊｰな精神で、先日ｵｰﾌﾟﾝしたばかりの「みやたこ」に行ってみた。どんな店だったか?うーんまあ、店の外観は黒一色の壁に大きく「みやたこです」という看板が掲げられただけのこじんまりとしたものだったが、大島優子など、華やかな芸能人から贈られた花が飾られていて、かなり華やかな雰囲気を醸し出していた。さらに、関西のﾎｽﾋﾟﾀﾘﾃｨの教育が宮迫から行き届いているのか、ｽﾀｯﾌはみんな声が大きく威勢がいい。だから、とても居心地が良かったのだ。そして、何よりたこやきがおいしい! 表面はカリッとしていて香ばしい風味だが、噛めばすぐにドロリと柔らかな生地が染みだしてくる。酸味のあるｿｰｽもよく合っていて…そう、まさに本場関西の「おいしいたこやき」そのものなのだ。東京でよく出会う、硬くて大きいだけのたこやきでは決してない。まあ、ちょっと小ぶりで食べ応えはないが、だからこそパクパクと沢山食べられそうなのもうれしいところだ。ちなみに味は看板商品の特製ソースのほか、明太子ﾏﾖ、おろしﾎﾟﾝ酢、ﾋﾟﾘ辛だれ、和風だしと5種類から選べ、しかも4個240円からｵｰﾀﾞｰできる。腰を据えて飲むのなら、4個ずつ味を変えて注文して、食べ比べるのも楽しそうだ。
私が近所に住んでいるのなら絶対通い詰めて常連になり、いつか宮迫本人と遭遇するのを楽しみにしたいところなのだが…いささか遠いので、陰ながら応援するにとどめよう。五反田界隈にお住みの方、ぜひ行ってみていただきたい。
そうそう、芸能人の飲食店経営といえば焼肉店「たむら」が草分け的存在だが、こちらは可も無く不可もなく…。たこやきのように「関西の味」的要素も特にあるわけではないので、記念に一度訪れたらもうおなかいっぱい、という感じである。最近は芸能人が訪れたら無料にすることで、「芸人がよく来る店」として差別化を図っているようだが…。この厳しい時代にあと何年生き残って行けるのか、甚だ疑問である。

2015/4/24

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