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大女優のあらたなる挑戦
アラサー芸能通OL
春という季節のはじまりは、心機一転頑張るぞと前向きになれる季節でもあるわよね。新たなる新天地をもとめて、女優の真矢みきもそれまでの所属事務所から「オスカープロモーション」に移籍したのは3月末こと。それに伴って「みき」からカタカナの「ミキ」へとひそかに改名。TBS系でスタートした朝の情報番組「白熱ライブ ビビット」でTOKIOの国分君と一緒に司会を務めているわね。
 実は彼女が事務所を移籍するのはこれが初めてじゃないみたい。宝塚歌劇団で花組トップスターに就任した3年後、28歳の時に退団。その後、タモリや堺雅人なんかも所属する大手芸能プロダクション「田辺エージェンシー」に移籍。だけど、今だと信じられないことにプロダクション側から戦力外通告を受けてクビになっちゃったんだって。その後、「ブルーミングエージェンシー」という事務所に所属して、2003年の映画「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジ7を封鎖せよ!」のオーディションに合格。「事件は会議室で起きてるの」という名言を残してその存在感を見せつけ、一躍テレビ界に女優として復帰を果たしたわ。だけど、ここ何年かは「あきらめないで!」の名セリフと共にCM紹介した石鹸がアレルギーを引き起こす被害があったり、「科捜研の女」や「京都地検の女」など“外れなし枠”と言われる木8ドラマの主役に抜擢されたものの、視聴率がふるわなかったりと女優としては、あまり恵まれていなかったわ。
 そこ女優として新しい一面を見出したいと、今回の「オスカープロモーション」への移籍とつながったのね。芸名まで変えたのは、どうやら「真矢みき」という名前の利用権利を前事務所が持っていることから必要に迫られて解明したとも言われているけどね。
 ベテラン女優が試行錯誤する一方で、芸能界引退話が持ちあがっているのが、広末涼子。第3子の妊娠を機に、決まっていた大河ドラマの出演を辞退。加えて、今後の女優業が決まっていないんだとか。出産予定の今年8月から約1年後の来年8月以降に、事務所側は復帰のシナリオを描いているみたいなんだけど、本人が一切興味を示していないらしいわね。どうやら、このまま女優業を廃業してしまうかも…なんて伝えられているけど、私としては、女優としての評価をあげた「おくりびと」の彼女の演技が見るにたえなかったから、引退はどうぞ、どうぞなんだけど。
 去る人あれば、来る者あり、流れ流れるのが芸能界と言うもの。この春も、色々な嵐が吹き荒れてるわ。
2015/4/28


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