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シンママ芸能人の戦略は円満アピール!?
アイドルおたくライター小林
 元アイドルたちにとって、結婚・出産後はママタレとしてバラエティ番組や主婦向け製品のCMに出演したりとして、芸能界を渡り歩いて行くのが通例よね。古くは松本伊代とか榊原郁恵になるのかしら。ちょこちょこっと旦那の話をテレビで披露したりして、一般人からの共感も得たりして。 
 最近ではミキティや小倉優子、辻希美、東尾理子(←アイドルではないけどね)、優木まおみ…をはじめとして数多くのママタレが乱立しているから、生き残るためにママタレ+αの要素が大事みたいね。例えば小倉優子は料理好きとして料理本を出版したり、東尾理子は不妊治療を隠さずに報告していったり、夫婦や親子でセット出演したり、まぁ、色々大変よ。
 で、このママタレ界の新たなジャンルがシンママ(シングル・マザー)枠よね。別に彼女たちも望んでシングルマザーになったわけじゃないけど、これまではマイナスイメージだった離婚を逆手にとって、明るく、いつまでもキレイな頑張るママであることで、芸能界でのポジションを獲得しているわ。その代表がスザンヌよね。スザンヌと言えば、「クイズ!ヘキサゴン」でおバカアイドル「Pabo」のひとりとしてブレイク。その後、福岡ソフトバンクホークスの投手・斎藤和巳と結婚したものの、出産から1年たって離婚してしまった。この離婚に関しては、斎藤和巳の女性関係のだらしなさがあって「やっぱりね」「結婚した当初から離婚すると思ってた」との世間の声が多かったけど、ね。ただ、色々あったはずなのに、夫の悪口を一言も言わないどころか、落ち度は自分に合ったということで、視聴者や芸能人が同情せずにはいられず、彼女の株が急上昇して、見事芸能界に復活した。
 スザンヌと同様、西武の黒田哲史2軍コーチと離婚したばかりの元アイドル・新山千春もシンママ枠だ。ただし、こちらは同じような境遇なのに顰蹙をかっているみたい。その理由としては離婚当初は元夫に対する不満をぶっちゃけていたのにもかかわらず、スザンヌの離婚会見に影響されたのか不平不満をストップして、今でも仲がいいことをアピールする作戦に路線変更したことが裏目に出たのよね。結婚中は、ヘアメイクアーティストとのお泊り愛や若手俳優とのデートしていたことも報じられていたこともあり、視聴者の反感を買ってしまったようだ。今後の“良きママ”としての活動は、路線変更しないかぎり難しいと思うわ〜。
2015/5/18


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