<<ほぼ日替わりコラム>>

政界引退後の橋下徹の行先は?
千林のおかま
大阪市長・橋下徹(以下、橋下サン)が政治生命をかけて取り組んでいた大阪都構想が、5月に開催された住民投票で否決されちゃったわね。私もイチ大阪市民としてもちろん投票に行ったわよ。え? どちらに投票したかは、賛否両論あってご近所付き合いの手前ここでは言わないけど、私が住む千林の街も連日賛成派と反対派の演説が繰り広げられて盛り上がりをみせていたわ。
 そしてその橋下サン、選挙後の記者会見で市長として12月の任期満了を持って政界を引退すると表明しちゃったわね。都構想は否定されちゃったけど、リーダーシップや実行力といった政治家の手腕を評価する人もたくさんいるから、2019年夏の参議院議員選に出馬するんじゃないかっていう噂も出てるらしいわよ。橋下サンは現時点では「ない」とキッパリ否定していたけどねぇ…。大阪府知事に立候補する前も200%だか1000%だかは忘れちゃったけど、強い調子で否定していたのにもかかわらず、ここまで政界で活躍しちゃったから、信ぴょう性は低いけど。
 先の話は置いておき、取り急ぎミンナが気になっちゃうのは、市長引退後の彼の身の振り方よね。元の弁護士業に戻るんだろうけど、マスコミが彼ほどの強烈な人物を放っておくはずがないわ。2008年に彼が大阪府知事に就任したのちは、爆笑問題なんかが所属する芸能事務所「タイタン」と業務提携して、タレントとしてのマネージメントを委託していたらしいわね。ただ、府知事や市長として取材を受けたり、番組に登場する際はノーギャラだったそうよ。
引退後もタイタンと業務提携する可能性は高いけど、彼としては「“文化人枠”としては仕事は受けない」なんて言っているらしいわ(笑)。というのも、芸人などは出演料が1本10万から20万といったレベルが多いけど、文化人枠として出演する人たちは1回3万から5万と格安。今の橋下サンは並の文化人枠じゃないしねぇ。テレビに登場するとなるとギャラは格段に跳ね上がるんじゃないかしら。それだったら、個人事務所を作るのが儲かっていいかもしれないわね。
いずれにせよ、やしきたかじんが亡くなり、島田紳助が引退しちゃったテレビ界(特に在阪テレビ局)にとっては救世主的存在。「橋下徹の〇〇」って言うような番組の看板も背負えて、意見をビシバシ言えて、芸人との絡みも上手い、MCとして活躍するんじゃないかしら。私としては、たかじんが亡きあとイマイチパッとしない「そこまで言って委員会」の司会者になって番組をかきまぜてくれることを期待しているわ。
2015/5/28


千林のおかまのコラム一覧へ
コラムニスト一覧へ
日替りコラムTOPへ

芸能!裏チャンネルTOPへ

(c)StockTech.Inc
(c)Time Inc.