<<ほぼ日替わりコラム>>

日々高まる某有名作家へのモヤモヤ
クリエイティブディレクターKY
最近、なぜか連日yahooニュースにアップされる、放送作家・鈴木おさむ氏のブログネタ。奥さんの森三中・大島サンが出産して以降、名前の発表、子育てに関する悩み、ブログで子育てネタを載せることへの悩み、そして1年間の育休・改め「父勉」宣言…。ブログ=日記と思えば、彼に関心がある人だけ読めばいいハナシなんだけど、彼に特に興味がない人が読むネットニュースでもまとめた内容が配信されちゃうと、否応なく目に入ってきちゃって、それをつい読んでしまうと、どんどん彼への嫌悪感が高まっていくんだよね〜。
イヤ、僕だってね、最初は彼と大島サンの間に赤ちゃんが生まれたことを、素直に「おめでとう〜」って思っていたんだよ。過去にこの夫婦は流産を経験して辛い思いをしているわけで、妊活期間を経ての妊娠だったしね。でも、赤ちゃんが無事生まれてからの、彼のブログを見ていると、待ち望んだ子供が生まれてうれしい!って言うよりも、頭でっかちで知識ばかりは十分あるけど、まったく育児に手を動かさない人って見えちゃったことが彼へのモヤモヤのはじまりだったのかな。
だってさ、例えばの話だけど「プロ野球選手になりたい!」っていう夢を持つ子供がいて、「野球が上手くなる本」とかばかり読んで、素振りの一つもしなけりゃ絶対プロになんてなれるわけないでしょ。それを同じものをこの鈴木おさむ氏に感じちゃうんだよね。退院して一週間の新生児が泣き止まないからって「赤ちゃんが泣きやむアプリありますか?」って質問してたのにはあきれたよ。方法論はいいから、とにかく抱っこしてやりなさいよ、おむつ替えてあげなさいよ、ミルクあげなさいよ、って思うわけ。
そして、とどめが彼の育休・改め「父勉」宣言だよね。男性が育休をとることってサラリーマン社会では現実的には難しいことだから、彼がそれをできる環境にあることは恵まれているし、実行するっていうのは悪いことじゃないと思うよ。男性側からは「さすが!」なんて賞賛の声も多いよね。一方で、ガッツリ一年取られて、毎日家にいられたらうっとうしいっていうママ側の意見もあるよね。まぁ、その辺はネットでも散々コメントされているし、各家庭の考えがあるから置いておいて、僕が言いたいのは「父勉」っていう造語への違和感。果たして、父親って勉強してなれるものなのかな。それもたった1年で。子育てって、毎日、お世話して、抱っこして、叱って、遊んで、ご飯作って、悩んで…と、勉強するんじゃなくて1日1日を生活すること、積み重ねていくことなんだと思うけど。あと、勉強する立ち位置=一歩引いた傍観者でいることは、ママ側をイライラさせるからね。育休をとるのであれば、母乳以外の赤ちゃんのお世話一式、家事一式を請け負うぐらい実行してもらわなくちゃ、ママ側からしたら役立たずって思うから気を付けてね。
2015/7/8


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