<<ほぼ日替わりコラム>>

ストイックに取り組むホリプロの2人に注目
千林のおかま
最近、私たちおかま界の中でぐんぐん人気上昇中なのが俳優の鈴木亮平クン。NHKの朝ドラ「花子とアン」で吉高由里子演じるヒロインの夫・村岡英治を演じたことで、一気に知名度が幅広い層に広がったようだけど、もちろん私やお仲間たちは、ブレイク前から注目していたのよ。私が彼を認識しはじめたのは、2007年に放送されたドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」や2009年「メイちゃんの執事」だったわね。かっこいい若手の男の子たちがたくさん出るなかで、すごーく目立っていたわけじゃなかったけど、おかま好みの優しい顔つきにキュンキュンしちゃったわ。
 実は私、彼を生で見たことがあるのよ。「ふたたび」っていう映画のロケを神戸でしていたときにたまたま通りかかったの!テレビで見るより顔が小さくて、背が高くって、かっこよかったわ〜。 
最近では、「天皇の料理版」にも出ていて、病に侵されて痩せ衰えていく悲劇的な役どころを演じるために、20キロの減量に挑戦。その一方で、累計発行部数350万部を突破する人気少女漫画の映画版「俺物語!!」に主演するために、原作の身長2メートル、体重120キロという屈強な肉体に近づけるために、体重30キロの増量を成功させたとも。
 彼の所属事務所は、超大手の「ホリプロ」。人気にあぐらをかかずストイックに役作りに取り組む姿勢や、映画「変態仮面」なんていう一歩間違えばイメージダウンにもつながらない作品にも出演しちゃうっていう、仕事を選ばない姿勢が、好印象よ!
 そうそう、同じく「ホリプロ」所属の浜口順子チャンが、関西テレビ「マルコポロリ!」に出ていたわね。今で言えば、“こじるり”こと小島瑠璃子チャンのポジションのようなバラエティ使いしやすいタレントよ。2001年のホリプロスカウトキャラバンでグランプリを獲得した彼女だけど、その前後のグランプリが綾瀬はるかチャンや石原さとみチャンだったのよね。華々しく活躍する彼女たちと現在の苦しい立場を比べて、「最高の狭間」なんて自虐的に語っていたのがおもしろかったわ。仕事をもらうために自ら営業活動をしていたり、12年ぶりにイメージDVDを出したりと色々もがいているようす。頑張っているホリプロの2人を応援したいわね。
2015/7/16


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