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ｽﾄｰｶｰ事件で発覚した、村本の本当の姿

芸人情報ツウ会社員　佐藤

ついにﾊﾞﾚてしまったか…というのが正直な感想だ。いったい何が!?「ｳｰﾏﾝﾗｯｼｭｱﾜｰ」の村本のｹﾞｽｷｬﾗの件だ。先日のｽﾄｰｶｰ事件が警察沙汰になってしまい、ついに「ｻﾝﾃﾞｰ・ｼﾞｬﾎﾟﾝ」にVTR出演した際、「ﾌｧﾝに手を出すと公言するｹﾞｽｷｬﾗをやっているからこうなった。ﾌｧﾝに手を出すというｷｬﾗは作っていました～!!」と、ｷｬﾗが演出だったことを公言したのだ。
　実は以前にも村本は、「ｷﾞﾘｷﾞﾘくりぃむ企画工場」という深夜番組に出演した際に、自分の母親が登場し、息子の活躍への感謝を口にしたところ、「お前、実はいいお母さんから生まれたいい子なんだろ? もう無理するなよ」と、司会の「くりぃむしちゅー」有田から声をﾂｯｺまれ、‟『THE MANZAI』で優勝した時、「産んでくれてありがとう」と母親に感謝の言葉を伝えた”というｴﾋﾟｿｰﾄﾞを暴露している。私もたまたま見ていたが、VTRの母親は本当にやさしくていい人という雰囲気をまとっており、照れながらも暴露した村本も、いつものｷｬﾗとは全く違う、かわいらしい表情を浮かべていた。きっと番組を見ていた誰もが、「本当は素直でいい子なんだな～」と偽装ｷｬﾗを確信したに違いない。そうやってちょっとﾎﾞﾛが出ながらも、かたくなに守っていたｹﾞｽｷｬﾗを暴露せざるを得ない状況に追い込まれた女子大生ｽﾄｰｶｰの行為とは、いったいどんなものだったのか。
　村本によると、それは本当に恐ろしいものだったという。例えばある日は、ﾎﾟｽﾄに青い花が入っていて、そこには手紙がついていた。そして「退屈させないでね」という殴り書きが書いてあったという。またある日は、紙が真っ黒になるまで自分の住所が書いた紙が、黄色い花と一緒に届いていたり…。さらには夜中の2時に、「ｷﾂﾈ面をかぶった女性」が自宅に来て、追い払ったこともあるというのだ。いずれにせよ、あまりに近距離での接近である。これら一連の事件に村本は疲れ果て、何度も引っ越しをしたが効果はなし。本人はその頃、「自分が刺される夢を何度も見た」と語っているが、そのｽﾄﾚｽは想像するにあまりある。そして、ついにｷｬﾗ偽装がﾊﾞﾚることを覚悟し、警察に被害届を出すことにしたのだ。警察に相談後、仕事の帰りに待ち伏せしているｽﾄｰｶｰを発見した村本はﾑｰﾋﾞｰを撮影。証拠として警察に提出し、警察の身柄確保につながったという。
　何か起こる前に食い止められ、今回は本当にﾗｯｷｰだった。ただｽﾄｰｶｰは何度引っ越しても村本の住所を把握してしまうが、法律上、村本はｽﾄｰｶｰの住所や名前を把握することはできないという。そんなに重い罪ではないため、出所後を考えるとまだまだ気は抜けないだろう。「有名税」とは言え本当に気の毒なﾊﾅｼである。村本が所属するのは、吉本興業。ｹﾁで有名な事務所だが、せめて「ｳｰﾏﾝﾗｯｼｭｱﾜｰ」が活躍している間は、彼を一人にしないよう、ﾏﾈｰｼﾞｬｰやｶﾞｰﾄﾞﾏﾝを一人つけてあげてほしいものである。

2015/7/31

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