<<ほぼ日替わりコラム>>

女子アナ30歳定年説はまだ続く
千林のおかま
私たちおかまって、どうも女子アナがあまり好きじゃない人種なのよね。おかまを代表するマツコ・デラックスだって「私は会社員ですよってうわべだけの雰囲気ただよわしながら、裏の顔で芸能人気取りのテレビ出演。それでもって毎月安定した収入をもらい、プロ野球選手やらの金持ち旦那を鼻ほじりながらさがすお気楽娘たち それが女子アナよ」なーんて、女子アナ嫌いを公言しているわよね。ホント、マツコの言う通りよね。だって、女子アナって、上品ぶって、知性派ぶって、そんじょそこらのアイドルと一緒にしないでよっ!なんてポジションをとりながらも、チヤホヤはされたい、でも自分を下に落としてまでは人気をとりたくはないっていう、まぁなんというか我儘な人種なのよね。仕事を通じて出会ったプロ野球選手なんかと結婚する時は、「職場結婚みたいなものですぅ」なんてカマトトぶっちゃうセリフも嫌よね。「最初から狙ってました」とかハッキリ言えばいいのに。あとは、「本当は報道をやりたかったんですぅ」とかいってテレビ局をやめちゃう女子アナも嫌い。本当にやりたい仕事があれば、部署移動でもなんでもお願いしてやれっつーの。なに硬派な自分をアピールしてるんだよ!って、文句しか出てこないけど、とにかく私は女子アナが嫌いなの。
とは言え、そんな蝶よ花よともてはやされた女子アナたちも、30代を迎えるころには「若さ」っていう何よりの武器がなくなって、会社に残るか、フリーになるか、結婚するか…等々、その後の人生の選択を迫られちゃうのよね。いわゆる「女子アナ30歳定年説」がこれね。そしてフリーランスを選んだ彼女たちの行きつく先はフリー女子アナを多く抱えるプロダクション「セントフォース」。そのセントフォースに所属していた山岸舞彩が、つい先日30代の一般男性(百貨店「丸井」の創業者の孫ってどこが一般なのかは分からないけど)と結婚したことが発覚したわね。看板キャスターとして登場していた日本テレビの「NEWS ZERO」を降板するだけじゃなく、芸能界を引退することを発表したのは少しびっくりしたわ。だって彼女って気はきついし、上昇志向の塊のような印象が強かったから。とはいえ、デキ婚の可能性は高いけど、まぁいい選択じゃないかしら。次のステージはセレブママとして人気雑誌「VERY」や「STORY」登場する日も、そう遠くはないかもしれないわね。もしくは、私は子育てが少し落ち着いたオリンピックイヤーに再登場する可能性も高そうね…。
2015/8/1


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