<<ほぼ日替わりコラム>>

国分太一は第二のイノッチになれるか?
アイドルおたくライター小林
「1グループ」に1人しか結婚できないという、まことしやかにささやかれてきたジャニーズの掟。この都市伝説を否定するかのように先日飛び込んできたニュースが、TOKIO・国分太一クンの結婚だよね。相手は8年間交際してきた元TBS社員の女性らしいわね。
 元モデルの女性と2008年に結婚した山口達也クンに続き、TOKIOでは2人目の既婚者となるわけ。SMAPはキムタク、V6はイノッチと、世間的には結婚してもいい年齢のグループながら、各グループ内に1人ずつしか既婚者がいないことから、この「グループ内既婚者1人説」が広がっていたんだけど、大先輩の少年隊は、女優の木村佳乃サンと結婚したヒガシと、離婚後再婚したカッチャンの2人の既婚者がいるわけだから、“掟”といったって2グループしか実例がないわけで、信ぴょう性はまったくなかったんだけど。
 国分クンと言えば、デビュー当時は目がくりくりしてて本当にかわいかったわね。岡田あ〜みんが生んだ伝説の漫画「おとうさんは心配性」のドラマでは、持田真希演じる彼女の父親に振り回される北野クンを演じていたのが懐かしいけど、残念ながら数々出たドラマで、これっていうヒット作に恵まれなかったのが残念。その後、江原啓之と共演した「オーラの泉」や、料理研究家ケンタロウと一緒にご飯を作ってきた「男子ごはん」、「ぐるぐるナインティナイン」の中でのコーナー「ゴチになります!」など、バラエティを中心に活躍の場を広げられたのはよかったわね。でもその一方で、TOKIOの名物番組「鉄腕ダッシュ」では、リーダー城島や山口クンが体をはるかたわら「国分はたまにしか出てこず、楽をしていて役立たず」と酷評されたり、スポーツキャスターにもチャレンジしているけど、「スタッフがお膳立てしないと一切取材をしない」と陰口をたたかれたりと、彼の評価は急降下。
 そこで事務所側としては、主婦層に指示されるイノッチ路線を踏襲する作戦に出たのかしら。「はなまるマーケット」終了後のTBS朝の情報番組「いっぷく」のメイン司会に抜擢された…のはいいけど、低視聴率のため打ち切りに。でも、ここがジャニーズの力なのかしら、新番組「ビビット」でもMCを続投するという前代未聞のキャスティングにびっくりしちゃったけど。あいかわらず、アナウンサーや日替わりのコメンテーターとうまく絡めず、彼だけ浮いちゃっているのが目に見えて、見てるこっちがかゆくなっちゃって、安定感のある「あさイチ」に変えちゃうんだけどね(笑)。 この結婚でイノッチ路線にさらなる拍車をかけたいところだけど、第二のイノッチとなれるかどうかは、これからの努力次第かも。
2015/9/18


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