<<ほぼ日替わりｺﾗﾑ>>
TM第三の男がﾌﾟﾁﾌﾞﾚｲｸ中
ｸﾘｴｲﾃｨﾌﾞﾃﾞｨﾚｸﾀｰKY
ﾊﾞﾗｴﾃｨ番組を見ていて、「あ〜、この人、これからの起用が増えるだろうな〜」って思うのが、「TM NETWORK」の木根尚登だよね。「TM NETWORK」と言えば、僕らの世代としては青春時代のBGM。中でもやっぱり「Get Wild」は名作だよね〜。ﾎﾞｰｶﾙとして必然的に注目されて、ｲｹﾒﾝとしてﾄﾞﾗﾏにも抜擢されていた宇都宮隆や、ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰとして圧倒的な才能を発揮した小室哲哉の陰に隠れて、残念ながら木根尚登に注目が集まることは少なかったんだけど、実はﾎﾞｸ、彼が手がけた「ﾕﾝｶｰｽ･ｶﾑ･ﾋｱ」と言った小説をたまたま読んで感動しちゃって以来、好印象なんだよね〜。
ﾌｧﾝ以外からは「ｻﾝｸﾞﾗｽの人」「第三の男」とも言われるとも言われてきた彼だけど、じわじわと注目を集めるきっかけとなったのが、関西のﾛｰｶﾙ番組で、名作「Get Wild」ではｷﾞﾀｰを弾かず、弾いているﾌﾘだけの「ｴｱｷﾞﾀｰ」だったとぶっちゃけ告白したことが、世間を騒がせたことかな。本来ﾋﾟｱﾉやｱｺｰｽﾃｨｯｸｷﾞﾀｰを弾いていたけど、3人のﾊﾞﾝﾄﾞで2人ｷｰﾎﾞｰﾄﾞはいらないということやﾋﾞｼﾞｭｱﾙｲﾒｰｼﾞの調整でｴﾚｸﾄﾘｯｸｷﾞﾀｰを弾くことになったとか。しかも、「Get Wild」で彼の影武者を務めていたのはB’zの松本孝弘だっていうから、これまたｺﾞｰｼﾞｬｽな話だよね。
さらに今年に入ってﾊﾞﾗｴﾃｨ番組で、ﾃﾞﾋﾞｭｰから30年間ﾄﾚｰﾄﾞマークにもなっているｻﾝｸﾞﾗｽを外して素顔を公開。これが、笑福亭鶴瓶やｽｷｰｼﾞｬﾝﾌﾟの原田選手を思わせるような、たれ目が印象的な顔でびっくりしたよ〜。TMｻｳﾝﾄﾞっぽいｷﾚｷﾚ感がｾﾞﾛ〜、ﾊｯﾊｯﾊｯ！
先日「ﾀﾞｳﾝﾀｳﾝなうSP」にのｹﾞｽﾄとして出ていたけど、「すごく緊張している」と言っていたわりには、ものすごーく(しかも早口)でしゃべるし(笑)。それに、なぜかｱﾀﾞﾙﾄDVDやﾊﾟﾝﾂの話など下ﾈﾀがふられて、あまりﾊﾞﾗｴﾃｨなれしてない、ぐだぐだなｺﾒﾝﾄがあえて笑いを誘っていて、そのｵﾛｵﾛ具合が突っ込みどころ満載で、松ちゃんもいじりやすかったんじゃないかなー。
こっそりってわけじゃないけど、7月からはBSﾌｼﾞでありそうでなかった音楽通販ﾊﾞﾗｴﾃｨ「木根ﾃﾚ！」のMCをつとめているらしいよね。まさにﾌﾟﾁﾌﾞﾚｲｸ中の木根尚登。TRFのDJ KOOや柔道の篠原信一のように、もっと露出が増えていくんだろうなぁ。
2015/9/26
■芸能!裏ﾁｬﾝﾈﾙTOPへ
(c)StockTech.Inc
(c)Time Inc.