<<ほぼ日替わりコラム>>

頑張れ、ポイズン刑事
かけ出し芸能記者マチ子
いよいよこの10月から、ファン待望の新シリーズ「相棒season14」の放送が始まる。「相棒season13」の最終回では、まさかの真犯人=3代目相棒・成宮寛貴演じる甲斐亨だった衝撃のシナリオもあり、その新相棒選びにファンならずとも注目を集めていたが、4代目に決定したのは、俳優の反町隆史だった。織田祐二や仲間由起恵など、名だたる俳優の名前が挙げられていたが、本命に近い反町隆史に最終的に決定した。相棒選びには難航したとも伝えられているが、番組予告を見る限りでは違和感がなく、初回からのファンからも好意的に受け入れられており、放映が待ち遠しいばかりだが、脚本以外に気になるのが、やはりこの二人の関係の行方だ。
今回、主演の水谷豊にとって反町隆史は初共演となり、「いつか一緒に仕事をしたい役者の中に、いつも反町さんがいました。出会うべくして出会った相棒」と水谷がコメントした。これもいつもの水谷豊らしいウィットに富んだコメントだが、怖いのはここからだ。というのは、成宮寛貴に対しても、クランクイン前は「今までの相棒の中で一番演じやすい」と大絶賛していたにもかかわらず、クランクインしてからは、水谷からの成宮への評価が一転。最終的には犯人として逮捕されるすラストになったとも言われている。
さて、反町隆史が所属するのは、大手事務所「研音」。唐沢寿明や沢村一樹、竹野内豊など、同世代の俳優たちが次々とヒット作に恵まれる仲、反町隆史は昨今伸び悩んでいる。女優、松嶋菜々子との結婚後、奥様が「家政婦のミタ」などでヒットを飛ばす一方、ドラマにたびたび起用されるもののなかなかGTO以来のヒット作に恵まれず、「ドーベルマン騒動」「専業主夫」としての方が話題となっていた。
反町隆史にとって、この相棒役がここで上手くハマれば今後の役者人生を大きく変えるターニングポイントとなりうるが、数字が下がれば“戦犯”としてやり玉にあげられて、俳優としての評価をグッと下げられてしまうリスクも背負っている。一部、噂では、5代目相棒として水谷豊お気に入りの仲間由起恵も控えているため、反町の出演は1クールのみとも言われているため、決して気を抜いて演じるわけにはいかない…。果たしてどんな展開を繰り広げるのかという新シリーズへの期待とともに、ここで俳優としての評価を上げられるのか反町隆史に期待したい。
2015/10/14


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