<<ほぼ日替わりｺﾗﾑ>>
R1ｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘ優勝は、意外なあの人！？
お笑い好き大学生 S木K太郎
ついにきたで、この時が。ｵﾚがちょっと前からごっつ楽しみにしとったR-1ｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘや。さっそくﾌﾞﾛｯｸ予選から鑑賞したった。ｵﾚの主観で、今回のR-１ｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘ解説したるわ。実はｵﾚが部活で忙しくて、途中からしか見れへんかってん。そのせいでAﾌﾞﾛｯｸは、小島よしおが決勝に進んだっちゅう事実しか分からんかった。そこは堪忍な。
Bﾌﾞﾛｯｸのﾄｯﾌﾟﾊﾞｯﾀｰは、ﾊﾘｳｯﾄﾞｻﾞｺｼｼｮｳ。こいつがものすごい勢いやってん。ﾓﾉﾏﾈの常識を変えたちゅーんかな。ﾓﾉﾏﾈしまーす言うてんのに、全く似てへんねん。めちゃくちゃ勢いで突っ切っとんねん。ｵﾚもついｸｽｯとなったわ。他の芸人も安定したﾈﾀ作ってきとったな。最近よくﾃﾚﾋﾞで見る横澤夏子って女芸人もこのﾌﾞﾛｯｸやってんけどな…どうしても他が薄れてまう。あれは…どういったらいいんやろ。ほんま彼のｱｲﾃﾞｱ勝ちってとこもあったかもな。
そのあとCﾌﾞﾛｯｸ。出てきたのは、ゆりやんﾚﾄﾘｨﾊﾞｧって女芸人や。正直ｵﾚとしては、最後にﾈﾀやった芸人が好きやってんけどな。なんつったっけな…敗者復活戦で1位になって…去年もなったらしいんやけど…あ、そうそう「まつもとｸﾗﾌﾞ」や。彼のﾈﾀはｵﾘｼﾞﾅﾘﾃｨあったし、ｵﾓﾛかったわ。まあ厚切りｼﾞｪｲｿﾝとかも、しっかり仕上げた安定のﾈﾀでｵﾓﾛかったけどな。そんなときに巨体を揺らして踊り狂ってたゆりやんﾚﾄﾘｨﾊﾞｧ。「落ち着きやー」って連呼しとったな。あれはまあ共感を生むような笑いやな。「それあるある」みたいな日常のことをﾈﾀにするﾊﾟﾀｰﾝや。なんとなく渡辺直美に続く感じやったな。ﾆｭｰﾖｰｸ行ってたっつってたし。
とにかくAﾌﾞﾛｯｸから小島よしお、Bﾌﾞﾛｯｸからﾊﾘｳｯﾄﾞｻﾞｺｼｼｮｳ、Cﾌﾞﾛｯｸからゆりやんﾚﾄﾘｨﾊﾞｧが出てきて、決勝でﾊﾞﾄった。小島よしおだけﾈﾀ見てへんかったから、新ﾈﾀかなって思ってんけど、どうやら道具使っただけで変わり映えしなかったな。あの道具、なんて言うんかな、人形を操って3人同じ動き（2人は人形やで）するやつ。ﾏﾘｵｯﾄっちゅーんか。そういやあのﾈﾀ、ﾀﾞｳﾝﾀｳﾝ松本の番組で紹介してなかったか。あの番組から着想を得てやってたりしてな。ﾊﾊﾊ。そんで次のﾊﾘｳｯﾄﾞｻﾞｺｼｼｮｳは、やっぱり同じようなｶﾝｼﾞで暴れまくっとったわ。ｵﾚとしては、日本昔話のｾﾘﾌのんがいっちゃんｳｹた。最後にあの女芸人が、OLに扮装して出て来た。まあ正直、予選のﾈﾀの方がｵﾚは好きやったな。最終的にﾊﾘｳｯﾄﾞｻﾞｺｼｼｮｳが優勝。予選からの何物も破壊しそうな勢いは、そのまま持続しとった。それに対して苦しそうやなって思ったのが、とにかく明るい安村。どうしても裸芸から卒業できなさそうやな。今回の服着たままのネタは、あんまりやったから。これからもまた挑戦しつづけて、裸芸から卒業してくれればええな。
今回のR1ｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘ見て思ったことは、番組の途中で板尾が言っとった言葉に集約されると思う。つまり、「ｶﾞｯと行くような勢い」を持ったもんが勝つってこと。なんでもありのステージやからこそ、安定に仕上げるよりも勢いあるやつの方が良い気がするな。賛否両論あると思うけど、これはこれでｱﾘやったんちゃうか。とにかくおめでとう、ﾊﾘｳｯﾄﾞｻﾞｺｼｼｮｳ。さらなるご活躍祈ってまっせ。
2016/3/9
■芸能!裏ﾁｬﾝﾈﾙTOPへ
(c)StockTech.Inc
(c)Time Inc.