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2020年の注目女優は広瀬すずとアリスの美人姉妹 真価問われる?
代官山太郎
今年、広瀬すずと広瀬アリスの美人姉妹に注目している業界人は少なくない。すずは去年NHKの朝ドラ「なつぞら」でヒロインという大役を果たし、朝ドラの翌年どういう活躍ができるかでその女優が本当に飛躍して行けるかどうかが測れるというもの。姉の広瀬アリスは1月から連ドラ出演(『トップナイフ』日本テレビ系)で話題を振りまいている。互いに負けていられないだろう。

広瀬すずにも、新年から景気いい話が出てきた。誰もが知る世界的な高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のアンバサダーに就任することが決まったのだ。なぜヴィトンが?と意外に思われるが、2012年にモデルデビューしてから、女優としても多くの映画賞を受賞するなどしてきた広瀬のキャリアは海外でも高評価を受けているのだとか。
同ブランドのアンバサダーといえば、海外のコレクションやイベントにゲスト出演し、ブランドの魅力をPRするという重責を担う。これまでは、「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンなど、名だたる海外セレブが歴任してきたポストだ。これには広瀬も喜んでいるそうだが、今年の活躍をのっけからプッシュする好材料といえるだろう。

一方で姉の広瀬アリスは、新年そうそう出演した日本テレビ系のバラエティー番組「メレンゲの気持ち」ですずの話題になり、姉妹で仕事の話はまったくしないと明かした。アリスによると、お互いの作品もまったく観ないのだとか。一時は不仲説が出たこともあったが、仲が悪いわけではなさそうだ。姉妹といえど独立した芸能人同士、仕事面での距離感は適切に保っているということだろう。そこが姉妹それぞれ好調な理由の一つなのかもしれない。

アリスが出演中の「トップナイフ」だが、演技の幅の広さを見せている。美形の女優だが、率先しておどけた場面などを演じ笑いを取るなど外見より中身勝負の姿勢で、幅広い支持を得ている。人気面ではすずに先行され、すずの人気に引っ張られるようにアリスも作品への出演が続き、露出が増えた経緯がある。妹の活躍に比例して人気が上昇してきたわけだが、そこから今日の安定した仕事状況に転嫁できているのは、やはり本人の資質の高さがあればこそ。人の良さは業界内でも評判がよく、前述のようにバラエティー番組でも受けそうな話をすることができるトーク力も持つ。

2020年に飛躍が期待される美人姉妹だ。

2020/1/21


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