<<ほぼ日替わりコラム>>

その時、初めて脱いだダンサーの子が…!
クロコママ
いらっしゃい。今日もサービスするわよ。先週は、とある有名な芸術家さんのお話を書いたけど、そうしたら意外なことに、その直後に先生に突然お会いしたの。一瞬殴られるかと思ったけど、この連載は知らなかったようでホッとしたわ。

ずいぶん久しぶりだったけど、相変わらずお元気で、パンツもビショビショ。まあ、途中で、気持ちよさのままおしっこを漏らしてしまったのね。そんなところもチャーミングで楽しい先生だわ。

そんなことを酒席で指摘しても怒らなくて、おおらかなんだけど、これが素面の時に言おうモンなら、さすがに大先生よ。
「君、何不謹慎なこといってるんだ」って激怒したことがあったとか。それが、テレビの収録中で、思わずカメラをストップさせたと言うからデヴィ夫人も真っ青よね。

その先生については、エピソードに事欠かないんだけれど、あるクイア系(同性愛者向け)のイベントに先生がお客さんでお見えになったことがあったの。その日はDJも入っていてBGMをかけていたんだけど、そうしたら途中にスイング調のジャズが流れ出したのね。そうしたら、先生、お酒も入っているから気持ちよくなってね。またまたそのままストリップショーがスタートよ。

突然、いい歳したおじいちゃんが脱ぎだして、踊り出すから周囲はポカーン。ものの数分で全裸になって、大盛り上がり。ところが、色々、全裸は問題になるからと思っていたら、そこにいたダンサーのお客さんが大感激。なぜか、人前で裸になったことがないと言うのに、そのままストリップを始めて、すっぽんぽんよ。これには、お客さんも仕込だと思っていたらしく、拍手喝采。でも全部、先生の本能の赴くままのストリップのおかげよ。

でもこれには後日談があるの。その時、初めて脱いだダンサーの子は、その後、そういうヌードのダンスの世界で注目される存在になり、世界的なショーダンサーになったのよね。そのきっかけが、おじいちゃんのストリップだなんて、いまだカミングアウトしていないけど、私は、この目で見たわよ(笑)。

そう、新宿2丁目の夜の世界では、いつも現場で事件が起きているのよね。
2014/6/14


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