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市村正親を救う妻・篠原涼子の献立ノート
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先日のこと、俳優の市村正親が初期の胃がんであることを発表した。舞台「ミス・サイゴン」も降板。今後は、腹腔鏡手術で腫瘍を取り除き、しばし静養に務めるという。

「市村さんの手術自体は、現在の医療技術なら難しくはない。逸見正孝さんのような進行の早いガンでもなく、術後の状態がよければ年内の復帰も十分可能でしょう」(医療ジャーナリスト)

市村の妻と言えば、女優の篠原涼子。05年12月に結婚後は家庭を優先。最近では、その艶かしいボディを下着メーカーのCMでも公開するなど、夫婦仲も磐石だった。そんな矢先の突然の病魔に、さぞかし篠原もショックかと思いきや、特に周囲にも不安な様子は見せず気丈に振舞っているという。

「そもそも夫の異変を見つけたのは、妻の篠原だったんです。普段は、舞台などの直前になると、練習などの稽古で体力を消耗するので、食欲がアップするのがいつものことだった。ところが、今回ばかりは食欲不振もさることながら、体の切れも悪いということを口にするようになっていて、篠原が先に市村に対して『病院にでも行ってみたら』と検査を促したと言います」

実は、結婚以来、篠原は夫の市村と年の差婚≠セったことから、体調を気遣い「献立ノート」を作っていたという。その献立ノートには、毎日の食事はもちろんのこと、夫の体調やコンディションについても篠原が気づいたことも書き留めていた。毎日、これを欠かさず記していたため、篠原は夫の異変に気づいたというのだ。

「もともと、篠原は日本料理店でのバイトをしたり、家族の夕食を作っていた経験もあり、料理が得意。しかし、レパートリーが和食に偏っているので、肉も好きな市村に料理のレパートリーを増やす目的もあってノートをつけるようになった。しかし、すでに市村も還暦を過ぎて体力的にも下降気味。そこで、栄養のバランスなどをチェックしつつ、そのうち備忘録として、体調などを記録するようになったのが功を奏した」

まさに命を繋ぐ献立ノート≠ェ夫婦の絆を強めるに違いない。
2014/8/1


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