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江角ﾏｷｺ騒動の裏に独立のｷﾞｸｼｬｸ

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先日､江角ﾏｷ子が､子供の同級生の父兄のｲｼﾞﾒについてﾌﾞﾛｸﾞで告白｡すると､それに呼応するかのように､女性誌に､同級生の父兄から反論文が掲載されたかと思えば､その後には､江角が当時のﾏﾈｰｼﾞｬｰに命じて､同級生の父兄である長嶋一茂の自宅の壁に｢ﾊﾞ～ｶ｣とｽﾌﾟﾚｰで落書きさせたことを当のﾏﾈｰｼﾞｬｰが漏らしていた証言を掲載｡その報道を受けて､江角のCMを放送していた花王がCMを自粛するなど､四面楚歌の状態に陥っている｡

そもそも江角が､同級生の父兄からｲｼﾞﾒにあっていると周囲に吹聴しているというのを､すでに昨年の段階で最初に記事にした私の立場だけに､今回の一連のﾊﾞｯｼﾝｸﾞには複雑な心境だ｡

そもそも今回の騒動は､名門の私立大付属の小学校が舞台になっているのが､この問題をより深刻にしている｡中等部では､黒木瞳の娘がｲｼﾞﾒに巻き込まれ､学校全体を巻き込むﾄﾗﾌﾞﾙになったことは以前にも報じたとおり｡さらには､小学校にまで子供を巡る親同士の派閥争いが明らかになったことは､名門校の中で深刻な〝事態〟が生じているからに他ならない｡

学校に子弟を通わせている親が現状を嘆く｡
｢以前からこの学校とゆかりの深いOBやPTAの関係者に言わせると､青学が一気に名門校扱いされたことで､ﾀﾚﾝﾄや芸能人などの子弟がかなり学校の中で､大きな比重を占めるようになっていたんです｡もともと､学校自体は和気あいあいとして､教師と児童の親同士が仲良く連携して子育てする方針で､生徒も伸び伸び育っていた｡ところが､そこに芸能人の子供が数多く通うようになると､江角さんのように､PTAの行事の参加の有無を巡って軋轢にもなるし､教師の指導に親が反発して､ｸﾗｽの中が2分するなど､悪影響が出てきている｡その根源が芸能人の父兄にあるという不満が父兄の一部からかなり強硬に出てきているんです｡今回､落書きされた長嶋一茂さん家の奥様は､有名人ではないけど､夫が有名人なだけに､入学当初はかなり学校に溶け込むのに苦労したというのもあったでしょう｡それで江角さんと対立したんです｡しかも江角さんにしてみれば､そんな同調圧力の強い校風があわないというのもある｡それがｴｽｶﾚｰﾄしているのが1番の問題点です｣

さらには､この騒動に拍車をかけているのは､一昨年に所属事務所を独立したときのｷﾞｸｼｬｸした関係も背景にはある｡

｢どうも江角は校内のﾄﾗﾌﾞﾙに対し､執拗に当時のﾏﾈｰｼﾞｬｰや事務所にも『何とかして欲しい』と直談判していた｡当然､学校のことなど､芸能事務所の仕事の範疇ではないから拒否すると､以前からｺﾝﾄﾛｰﾙのきかなかった江角はますます増長｡最終的に､『自分を守ってくれないならやっていけない』と独立した経緯がある｡それだけに､以前の事務所はこの騒動に『やっぱり』という思いが強いようです｣(芸能関係者)

実際､ここにきてCMの打ち切りも検討されるなど､江角の命綱であるCMがなくなれば､引退も同然だ｡あとは夫が勤めるﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞのﾄﾞﾗﾏで再起を図るしかないが……｡
｢夫はﾄﾞﾗﾏのﾃﾞｨﾚｸﾀｰですが､ｷｬｽﾃｨﾝｸﾞの権限もない｡『ｼｮﾑﾆ』も続編を作る予定もなく､このままﾌｪｰﾄﾞｱｳﾄしてしまうのでは……｣

くしくもﾄﾗﾌﾞﾙで､PTAの時間もできるとは､あまりにも皮肉な騒動の結末といえよう｡

2014/9/5

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