<<ほぼ日替わりコラム>>

小栗旬似ノンケ学生のオナニー一部始終
クロコママ
いらっしゃい。今日もサービスするわよ。前回、お話したけど、一時は2丁目にも体育会系のガッチリアスリートたちが、アルバイトでバーテンや接客をしていて結構、盛況だった時期があるのよね。それが90年代の中盤まで。その頃には柔道の吉田秀彦やヤワラちゃん。そうなぜかプロ野球の新庄さんともよくお会いしたわね。他にもあんまり言っちゃいけない人もいたけど(笑)。

で、彼らの中には、単にバーテンとしてのバイトだけ出なくて、もっとワリのいいバイトみたいなものに精を出していたのも事実よ。それは今も変わらないけど、それが、突然、摘発されたのよ。それが96年のこと。

当時、結構大きなニュースになったんだけど、とあるAVメーカーが、高校生の男子に声をかけて、ゲイ向けのAVに出演させていたことが発覚して、そのまま職業安定法違反で、摘発されたのね。しかもこのAVメーカーが、ゲイ向けの作品を作っている大手のメーカーだったから、さあ大変。その余波が、2丁目の街を直撃したのよ。

彼らが制作していた作品の中で一番人気だったのは、「ノン気モノ」。いわゆるゲイでない男の子が、オナニーをしたり、ゲイの男性にイタズラされちゃうという内容が受けたのよ。そして「ノン気モノ」の中でも体育会系の男たちが、自己紹介しながら、プレイをするのが一番人気だったのよねえ。

しかもここからが問題。普通、一般的なAVって芸名をつけたり、名前は名乗らず最後まで出てこないはずなのに、そのAVはそろいもそろって顔出ししているのに、大学名はおろか、在籍しているクラブまでベラベラしゃべってしまうのよ。ワタシもその作品を見たことあるんだけど、ちょっと不良っぽい昔の小栗旬みたいな子が、「○○大学の拳闘部です。過去に××大会で入賞したことがあります。これからシャドーボクシングをお見せします」というのよ。ちなみに、箱根駅伝にも出てるようなかなりの有名大学よ。

その時は、ランニングに短パンなんだけど、そこからなぜか全裸になるわけ。そしてカメラに向かって「シュッシュッ」ってパンチを出して、まあ、なんて素敵なの(笑)。そんなことを繰り返すのよ。

それから、突然、シャドーボクシングをやめて、「じゃあ始めます」って言って、突然、アソコをしこしこ始めちゃうのよ。それで5分ぐらいすると、苦悶の表情を浮かべて、そのまま放出。なんてことないわよ。でもその彼が、○○大学の現役の子だと思うとマニアにはたまらなかったのよね〜。

まあ、話がついエキサイトしたわね。結局、その高校生の摘発で、各大学の運動部が一斉に風紀の引き締めに入って、これまで何となく、黙認されていたバイトも厳しくなっちゃったの。そうなると、2丁目の街から、彼らの姿もいなくなったのよ。まあ、アノ頃の景色は今も戻ってこないわ。ノン気のガチムチと出会える場所として、2丁目は最高の街だったのに残念だったわ。
2014/9/6


クロコママのコラム一覧へ
コラムニスト一覧へ
日替りコラムTOPへ

芸能!裏チャンネルTOPへ

(c)StockTech.Inc
(c)Time Inc.